人(子ども、社員)を育てる思考力

テストで0点を取った自分でも、1,300冊の本から考える力が貰えた

この世で一番むずかしいこと

それは人を育てること

 人を育てるといっても子育てだけとは限れません!

 もちろん

 生まれた子どもを育てる

 部活で選手を育てる

 会社の社員(新人とは限らない)を育てる

 人生に迷いそれでも進もうとするひとを育てる

 プロスポーツ選手を育てる

 共通するのは全てひとであること!

 

 そして時として、

 その役割が変化することがある。

f:id:E-SHAO:20190718141940j:plain

 育てているつもりが育てられている

 生まれて時からわたしたちは
 誰かから常に育てられる存在である。

 

 しかしそれが逆転して

 育てる側になる時が来る。

 

 でも、育て方を教わることもなく、

 その覚悟も心構えもなくても、

 ある日突然使命される(笑)。

 

 その時点で選ばれた結果なので受けるしかない!

 

 教える側になることで自分が変わる。

 

 ある指導者の言葉

 教えることは

 教わることだというだろう。

 

 あれは本当だね。

 いい加減なことは

 教えられないからね。

 

 先人から受け継いだものを

 どうすれば正しく伝えられるかと考えるだろう。
 すると、いままで気づかなかったことが、

 わかってきたりするんだ。

 

 はじめはみんな自信はないもんさ。

 

 あんただっていろいろな師から

 教えを受けたんだから、

 それを次に伝えるのは、

 義務ってもんかもしれんよ。

 

 これが親の立場ならよく分かるんじゃないでしょうか?


 親は子どもの時に教えを受け

 そして子どもが生まれてから自分の経験を振り返る。

 すると、いままで気づかなかった
 親やまわりの人の言葉や気遣いに気づく!

www.thinking-power.com

ただ教えを伝えるだけでは終わらない

 武道をしているので聞ける話がある。

 

 良い弟子と悪い弟子のはなし

 

 悪い弟子とは

 師から伝えられた教えを

 そのまま自身の弟子に伝えるだけの師

 

 良い弟子とは

 師から伝えられた教えを

 そのまま自身の弟子に伝えるのではなく、

 創意工夫をして時代ごとに磨きを加えて伝えられる師。

 

 弟子はいつか誰かの師となる。

 

 この「師」と「弟子」のはなしは

 そのまま

 「師」=「親」、「弟子」=「子ども」

 「師」=「上司」、「弟子」=「部下」

 「師」=「指導者」、「弟子」=「選手、教え子」

 となり得る。

 

 でも、わたしたちは知らないだけで

 こんな事を数百世代と繰り返し受け継がれている。

f:id:E-SHAO:20190718151349j:plain

出来ないから出来るようになる

 自分が知っていること、

 同じ考えを持っている、

 同じ体験をして同じ答えにたどり着いたひとがいたとします。

 

 そこまで同じだと

 お知り合いになるのはいいが

 その人から得るものは何もない。

 なので合う気は起きない。

 

 違うからこそ話をしていて面白い。

 

 そして

 違うからこそ、その人のことが気になる!

 

 その違いを知ることが

 出来ることの一歩目。

 

 人を育てている方、

 うまく出来たらラッキー。

 うまく出来ないのが普通。

 というぐらいの心持ちでいるほうがいいと思います。