人(子ども、社員)を育てる思考力

テストで0点を取った自分でも、1,300冊の本から考える力が貰えた

優れているから売れる訳ではない

技術者が陥る罠

 

 すぐやること、すぐやる技術が注目されています。

 数年前からその流れがあるということは、多くの人が先送りをしていまを変えることに躊躇している事実が見え隠れする。それは個人だけの話ではなく、国内問題や国際間でもあること。

 

 国内問題であれば少子化は既に40年前から始まってしたし、年金問題も人口が減り始めた時には予測が出来ていた。しかしそれに取り組んでも、結果は本人が既に退職した後にしか出ない事なので評価されない。そんなことをする政治家も官僚機関も存在しない。

 これはエネルギー関連企業でも同じです。彼らが行っている仕事は調査や試験採掘、そして実際に天然ガスや石油の採掘(採算ベース)をしても長い年月がかかるために、本人の手柄には成りにくい。仕事の内容が内容なのでひとりで出来ることでもないですしね。

 

 国際間であれば、お隣の国が自分達の代では解決が難しい問題について、「未来への解決を望む」という言葉で棚上げを申し出たりします。しかし、その裏では秘密裏に有利になる状況をつくる努力はしている。

 

 優れた商品を低価格で世界に売る事で、日本は先進国になったようです。それでも全ての技術や知識を自前で構築したわけではありません。先行する商品を研究して改善してオリジナルとして世に出してきた。もちろん完全なオリジナル商品もありましたが、それも時代と共に過ぎ去っていくもの。

 

 良いモノが売れる時代とは、世の中にモノが溢れる前までの現象であって、買いたいモノにする努力が必要になる。

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 売れるモノは欲しいという欲望から

 

 わたし達はPCでもソフトでもSNSでも先行者有利だと考えています。

 現在であれば既に既存の企業が金銭的にも有利な状態になっているので、巻き返しは難しいとは思います。しかし、現在成功している企業でも先頭をぶっちぎって走っていた訳ではありません。

 

 Windowsのまえには既にアップルがマウスをとアイコンを使ったPCを発売していましたが、それはアップルでしか使えなかった。他のパソコンメーカーはまだDOSVだったので、いまのプログラミングのようなことをしないといけなかった。

 日本でも基本ソフトでトロンというのがありましたが、売り方(広め方)に失敗してしまいました・・・。

 

 その後、ネット上で提供されたあらゆるサービスも栄枯盛衰でほとんど消えていきました。

 

 わたし達は自分が何を欲しているかは分っていません。

 実際にサービスが開始されてそれを利用したときに、「わたしはこれを求めていた!」と気づくことになる。

 

 だからこそ何を提供することが出来るのか?

 それを感じることが出来る言葉や行動が必要になる。

 技術と言葉が一体になることによって、指示されるモノやサービスが世に広がることになる!そんな仕事を目指していきたいですね。

 

 最後まで

 読んでいただき有難うございます。

 

 これからよろしくお願いします。