人(子ども、社員)を育てる思考力

テストで0点を取った自分でも、1,300冊の本から考える力が貰えた

子育てで親が知って欲しいふたつのこと

すべてが初体験

 親になり、こどもが生まれると

 いままで経験したことがないことが目白押し。

 

 どうしても最初の子には手をかけて

 神経質になってしまう。

 

 ほとんどの親御さんが通る道(笑)。

 

 たとえたくさんの子どもを育てることになっても

 全ては初体験で二度目はない。

 

 長男を育てる、

 長女を育てる。

 一人目がどちらであってもどちらも一度切り!

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当たり前だけどやってしまう

 二人目が生まれると

 時として最初の子が赤ちゃん返りすることがある。

 どちらも同じぐらい可愛がっていてもそれはおきてしまう。

 

 それは他の動物でも見られることなので、

 理性でなんとかなる問題ではない。

 

 お兄ちゃんでしょ!

 お姉ちゃんでしょ!

 この言葉が結果的にそれを助長してしまう。

 

 そうじゃない!
 子どもは自分を見てくれないことがさびしいだけ。

 必要なのは

 あなたのことも気にしている

 と感じられる言葉と行動。

 (なんだか恋愛中の女性に対するフォローみたい!)

 言葉が十分通じる歳であれば、

 男の子に対しては

 男親から、

 自分がいないときはお前がお母さんと〇〇ちゃんを守るんだ!
 と使命感を与える。

 

 女の子に対しては

 母親から

 あなたを頼りにしている!
 と長女の存在を肯定してあげる。

 

 これも絶対ではありませんが、

 やはり男の子と女の子で違うアプローチがいいと思う。

 

 そして行動は共通。

 ぎゅっと抱きしめる!

 

 大人になったときの肯定感の無さが

 こどものころのスキンシップ不足という面もある。

 3つ子の魂100まで(3歳こどもって意味ね)

 というように孫の代まで関わるはなしになっちゃいますね。

 

 そして

 長男長女、次男次女、三男三女・・・、とすべて別人という事実。

 これを無視して、

 お兄ちゃん(お姉ちゃん)は出来るのに・・・

 ほんと、あなたは〇〇と違って・・・

 と言ってしまう。

 

 言いたくなる氣持ちは分かるが、それは言っても詮無いこと。

 怒りのコントロールはとても難しい。
 でも、これは生涯使えるテクニックでもある。

 夫婦になると決まった時に

 二人で身に付けると、結果的に自分達自身のためにもなる。

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もう遅いはやらないための口実

 80歳を超えた

 大学でドイツ語の教授を歴任した、

 昔話研究家の小澤俊夫さん。

(指揮者の小澤征爾さんのお兄さん。因みに現在、俊夫さん89歳、征爾さん84歳)

 

 数年前、昔話以外で挑戦したいことができた。

 それを知ってまわりは、

 そのお歳でやりたい事に挑戦されるのですか!!
 と驚くかれた。

 でも俊夫さんは、

 挑戦しよう、やりたい事がみつかった。

 それをやろうと思った時が一番若い!!

 遅いなんて言葉はあるわけない(笑)。

 

www.ozawa-folktale.com

子育てに正解はない

 ネットのおかげで情報過多になり、

 何事もどこかに正解がある思っている。

 

 親は子どもの失敗に対して

 「ごめんなさい」

 というように教える。

 それが生きることに大きな意義があることを

 親は知っているから。

 

 では、親は自分の間違いを、

 失敗を子どもに対して行ったいるだろうか?

 

 そして自らの失敗に対して

 自ら申し出た人を許すということを教えているでしょうか??

 

 そんな経験をしてない人が、

 儀礼(ごめんなさい、申し訳ありませんなど)に対して
 自分の判断で許す方法が分からず、

「誠意を見せろ」と、すごんでしまう。

 

 そんな残念な大人を育てるのは
 やはり大人。 
 優しいだけ、厳しいだけ、頭(学校の成績)がいいだけ、スポーツができるだけ、の人間よりも、喜怒哀楽がある人間のほうが人に愛されるんじゃないでしょうか?