人(子ども、社員)を育てる思考力

テストで0点を取った自分でも、1,300冊の本から考える力が貰えた

答えは必ずある!

答えだけでは使えない

 

 何が最善か?

 何か良い方向に行く

 手段がないか?

 迷っている時には

 神頼みをするか、

 書籍にその答えを求める。

 

 日本は他国に比べて

 識字率が昔から高く、

 写本や印刷が進んでいたため

 いろいろな本が流通していた。

 

 これも比較的

 戦乱のない時期が長く続いていたから

 だと思います。

 

 戦(いくさ)も

 現在の戦争も

 無いのが一番です。

 

 時には

 戦争が技術や発明に寄与する。

 といわれています。

 オーバースペックは

 利用することには秀でていても

 それによる負の遺産までは考えられていない。

 

 使えるモノは使う!

 

 それが人間の持つ特徴なのかもしれません。

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 表面だけ見ていたら見失う

 

 わたしは合気道をしていますが、

 それが実生活において

 役に立つことはありません。

 

 また、

 空手や剣道、

 その他の武道も使うことがある

 世の中はあまり歓迎されないと思います。

 

 ではなぜそれらが

 現在でも廃れずに習われているか?

 

 先日、中国武術家の宮平保さんが

 言っていた言葉。

 

 老子の言葉

 人は一生懸命に粘土をこねて

 壺を作る。

 しかし実際に使うのは

 その空洞の部分である。

 

 ひとが武術を修めるのは

 粘土の部分。

 だから生涯それを使うことが無いのが

 理想だと思う。

 そして

 その部分を通じて得た

 考え方を使って

 世の中を生き抜く!

 (後半はわたしが言葉を足しました)

 

 わたしもその通りだと思います。

 

 合気道自体は

 生涯使うことがない人生がいい。

 しかし、

 それを通して

 得る知見や意識というものがある。

 

 それを稽古を通して

 自身でつかみ取ることで

 生きる糧となる。

 

 その部分だけを文字や

 音声にして伝えても

 あまり役に立たない。

 

 なぜなら

 そこ言葉には

 身(実)に染みる体験が無いから!

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 良い指導者は

 得たことを

 試し、考え、修正する! 

 

 武道(術)と科学は

 よく似ていると思います。

 

 科学の世界でも

 昔の科学者が仮説を実証するために

 自分自身を実験体として

 使って実証する科学者がいた。

 

 使えてなんぼ!

 

 しかし、

 そこに利のみが蔓延ると

 他人の命を軽く扱ってしまう。

 

 だからこそ

 こころを求められる。

 

 ひとの強さとは

 学ぶことができること。

 そしてそれを磨き上げ

 更なる高みへと

 進めることができること。

 

 その為には

 自分で試し

 自分で考え

 それを修正して

 繰り返す。

 

 それをするひとにとっては

 人生は短く感じるかも知れませんね(笑)。

 

 

 最後まで

 読んでいただき有難うございます。

 

 これからよろしくお願いします。