人(子ども、社員)を育てる思考力

テストで0点を取った自分でも、1,300冊の本から考える力が貰えた

使えるのに使わないのは勿体ない

能力は使わなければ失われる

 

 日本では新型コロナが幾分大人しくなったように感じますね。

 過去を振り返れば、今回のように世界中に同じ病が流行った例はいくつかあった。その中でも、欧米で猛威を振るったペストとスペイン風邪(インフルエンザ)の時の話が報道されました。 

 もちろんこれ以外にも香港風邪などもありましたが、スペイン風邪よりも強毒な風邪はないそうです。

 

 わたし達人類は過去の病に対する抗体を持つことで生き残ってきた。

 それに順応出来なかったひと達は、その時期に息絶えその遺伝子も残っていない。

 

 自然は優しいものではなく、時には人に苦難を与える。

 

 すでに人間の遺伝子の中にも、数種類のウイルスの遺伝子が組み込まれているそうです。ひとの意思とは関係なく、弱肉強食の世界はわたし達の体内で起こっている。

 

 現在、マスクの有効性が数値として明らかになってきました。マスクをすることでウイルスを防ぐことは出来ない。しかし、すでに感染しているひとの飛沫を外に出さないためには有効。そして手に付いたウイルスを体内に入れないため(口を直接触れない)にマスクはある。

 

 本来であれば身体に備わっている機能を使えば、ここまでマスクをする必要はないのかも知れませんが、現在では殆どのひとがそれを使えなくなっているようなので、致し方ないですね!

 

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 機能と利便性は別の枠組み

 

 ひとの中にウイルスが入る道は主に口からになります。

 だからその口が触れないようにマスクをすることで、感染を緩やかなものにできている。しかし、それ以外にもひとの生活に問題を抱えているように思います。

 

 人間以外の動物の多くは鼻呼吸です!

  それは普段の姿勢に関係あるようです。

 基本的に二足歩行をする動物は現在では人間だけ。そんなひとは鼻でも口でも呼吸が出来ます。しかし口呼吸が主になるとウイルスなどは人体に対して簡単に侵入することが出来る。

 また、仕事の面で鼻毛が気になるということで、鼻毛を抜く方も多いようです。

 以前、東京の電車の構内で鼻毛を抜く商売が成り立っている話を聞きました。それだけお客さんが来るということは、それだけ外からの脅威に対しては無防備なひとがいるということ。

 

 鼻毛を抜くことが悪いのではなく、仕事の面では悪い判断では無いというだけ。ただし同時に人体にとっては(健康にとっては)あまり薦められないというだけ。

 

 考える立ち位置が変われば正しさなんて180度変わってしまう。

 

 それを分った上で行動してみると、以外にしなくてもいいことがあるかも知れません。

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 仕事で考えてみると分りやすいかも知れませんが、本の10年前と現在ではさまざまな事が変化しています。

 

 以前は多くのソフト(パソコンやゲーム)は売り切り商品でした。

 それが月極でバージョンアップ込みで売られるようになった。これはひとが一度使い始めるとそれを違う商品に変えることが苦手、という習性を利用したビジネスモデル。しかし、決して悪い商売の仕方ではない。

 慣れ親しんだモノが徐々に使いやすい状態になっていくのだから、その恩恵は計り知れない。

 ただし忘れてはいけないのはユニバーサルスタジオジャパン東京ディズニーランドのように徐々に入園料が増えることも考えておかなければならない。これは昔から行われている手法。

 

 ある総合大型店(アメリカ)でも似たようなことをしていました。

 ある地域に進出して、安く自転車を売り出したそうです。そのおかげで数年後街の自転車屋は廃業することになりました。その後、その大型店でしかその地域で自転車が買えなくなり価格を自由にすることになった・・・。

 

 これも違法でもなんでもないですよね。

 

 そんな大型店もアマゾンの躍進によって苦しい経営になっているようです!

 

 わたし達はひとつの立ち位置でしかモノを見ません。

 男性であれば男性の目線。

 女性であれば女性の目線。

 上司であれば上司の目線。

 社員であれば社員の目線。

 

 どれも変えられないと思ってしまえば楽だけど、それでは解決出来ない迷路に迷い込むようなもの。そこに自ら飛び込むバカがいますか?

 

 人と違う人生を体験したいのならそんな迷路に飛び込んでゴールに向かうのではなく、迷路の枠外を回って行くのが最短でゴールにいたる道!

 そんな道を選んでほしいものです!!

 

 最後まで

 読んでいただき有難うございます。

 

 これからよろしくお願いします。