人(子ども、社員)を育てる思考力

テストで0点を取った自分でも、1,300冊の本から考える力が貰えた

生物は環境に合わせて生きる

変わりたければ立ち位置を変える

 

 環境がひとを作るといいますが、

 それを経験しているひともいるでしょう。

 

 学生時代は

 部活や執行部に在籍することで

 下級生から最上級生まで

 経験することになる。

 

 たった三年(中、高校生)か四年(大学など)

 という短さで一年ごとに

 立場を変えて

 気づかぬうちに

 自分自身も変わっていく。

 

 不思議とそんなことに

 社会人になると忘れてしまう。

 

 学生時代は

 その立場を知り、

 その立場へ自分を変化させて

 そして新人を導くため試行錯誤をする。

 

 それだけで、

(それ以外に勉強や恋愛に時間も使う)

 一年があっという間に過ぎてしまう。

 長年、

 同じ立場にいることによる弊害を経験するヒマは無い!!

 

 社会に出ると

 この弊害の当事者になるか?

 被害者になるか?

 そこから逃亡できたひとになるか?

 

 あなたはどこに行きますか?

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 生物は環境に適応して生き延びた

 

 ヨーロッパでは

 羊飼いがもっとも古い職業と言われます。

 

 羊飼いは

 預かった羊をオオカミなどから守りながら、

 エサのある山間地へ行き

 飼育するのが仕事。

 

 そのために

 イヌを使役して仕事を行う。

 そのイヌの中には

 生まれたときから

 羊の中に入れて一緒に育てられるイヌがいる。

 そのイヌは

 自分のことを羊を思っていて、

 たとえ飼い主であっても

 一定の距離を取って

 ひとを近づけさせないそうです。

 

 そして

 そのイヌは羊に近づくオオカミなどから

 自分の仲間である羊を守るため

 戦うそうです。

 

 ひとは種が違っていても

 その環境を合わせることによつて

 認識が変わることを知っていた。

 

 それを上手に使うことによって

 自分達の生活を豊かにしてきた。

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始めから結果を知っているひとはいない

 

 わたし達は自分の命日を知らないように

 ことの終わりも始まりも

 その経験の後から知ることになる。

 

 だから成功したひとの話を聞くことがあっても

 失敗したひとの話を聞くことはほぼない。

 まるで

 パチンコで稼いだ時の話しか

 聞くことがないようなものです。

 

 習い事でも

 仕事でも

 株(投資)でも

 起業でも同じことですが、

 損切りができるか?

 始めるときの勇気より

 止める時の難しさ!

 

 わたしが合気道の道場を開くため、

 福岡市の先生に会いに行ったときのこと。

 たまたま、

 カナダで道場を開いている

 大先輩と話す機会がありました。

 

 その方が言うには

 始めることは難しくない。

 でも、

 いつまで行うかが一番難しい!

 

 おもしろいのが

 他国で教えることの大変さよりも 

 ことの終わりの話が出たこと。

 

 

 ひとは

 得ることよりも

 失うことの方が

 二倍の心的負担がかかるそうです。

 それがたとえ辛い状況にあったとしても!

 

 だからブラック企業にいて

 死んでしまうほどの状況になっても

 そこから脱出できないのも

 それだけ

 ひとは変わることが出来ないもの。

 

 たとえそれのことを

 知っていても

 変化することは難しい。

 

 だから変化するのは

 環境の変化に対して

 生き残るための手段として選んでいるだけ。

 と考えてみるのもいいかもしれません。

 

 または、

 変化するのではなく、

 仕方なく変えさせられる。

 と他者の責任にしてもいい!

 

 どうすれば

 心的負担を減らせるか?

 考えるだけでも

 大きな切っ掛けになると思います。

 

 

 最後まで

 読んでいただき有難うございます。

 

 これからよろしくお願いします。