社員教育と学び
人材不足に対して
現在の会社組織ではあらゆるハラスメントがあります。
いまそれに直面している社会人は何を考えますか?
先の世代から伝えられた育成方法の多くは、
見て覚える。
怒られて気づく。
失敗から学。
どちらかというと
これは過去の職人を育てる方法。
身体をつかって、
まずは自分がいかに思い通りに動かせないか?
それを知って、
そこから思い通りにできることで
作品や商品を作ることができるようになる。
では、サラリーマンはどうか?
そんな悠長なことをしている時間があるか?
働いて欲しいと思っている側と
働き方を教えて欲しいと思っている側では
仕事に対する感覚が違うと思います。
あなたはどちら側に立ってますか?
自分がその立場になると理解する
新人時代に言われてことが
育てる側になる年齢になると
当時いわれたことが身にしみ出す。
これは親になると
自分がこどものころの親の気持ちがわかるのと同じ。
このように考えると、
新人が先輩や上司の考えがわかるわけがない!
それをまずは知ることですね。
こんな話をすると
ハラスメントが蔓延するのではないか?
と思うでしょう。
その通りです!
ハラスメントの多くは
それを行うことで結果が出たか、
その本人の感情を相手にぶつけている。
それはハラスメントをおこなう側は気づいていない。
親や上司が「怒る」のは
出来事に対する感情表現。
それに対して、「叱る」「諭す」は
出来事に対する自らの考えからの意見。
なので、
会社で怒る上司は
自身の感情を制御することと、
仕事の結果を出すことを考えているのでしょうか?
こんなことを知って、
自分の周りを見回して感じることがあるかもしれません。
でも、大切なのは
自分がそんなひとにならないようにしてください!
学こととは?
私たちは長い間、勉強に時間をさいてきました。
しかし、それが何の役に立っているか?
という疑問を持っているひとは多い。
だから、「それが何の役にたつの?」
と言うこどもと新人社会人がいることで証明できる。
なぜ、そんな風に考えるのか?
それは考えることをさせなかったため!
つまり、いま企業や社会が欲しいと言っている人材を
積極的に作り出すことをしていない・・・。
では、「学び」とは?
学びとは、学んだ側のひとが勝手に納得すること。
教える側が教えることを理解したり覚えたりすることは
学びではなく「学習」「勉強」である。
故事に出てくる老師やメンターは
何かを教えることはなく、
学側が彼らの行動や言動から気づきを得るだけ!
そうした学びから得たものは忘れない。
そしてそれを伝える側にもなれる。
と言うよりも、伝える側になることを求められているからなのかもしれません。
ここまで話が進むと、
結局、学ことができるひとは職人を育てる方法でも育つ。
そうでないひとには、
学校の延長で教えられたらできる社員を育成するか!?
こんな話をしたあとに、
新人研修をしたらおもしろいかもしれませんね(笑)。
最後まで
読んでいただき有難うございます。
これからよろしくお願いします。