人(子ども、社員)を育てる思考力

テストで0点を取った自分でも、1,300冊の本から考える力が貰えた

子どもを育てる(導く)ためには?

基礎を作ってやるのが親(教師)の役目

 

 先日、元アイスホッケーの先生から聞いた話。

 

 彼が指導していたクラブチームは

 多くの時間を基礎練習に費やしていた。

 

 特に子どもクラスは

 基本的な技術を主としておこない。

 戦術やチームプレーの練習は行わない!

 

 野球やサッカー、バレーボールにバスケット、

 いま注目されているラグビーでもいえる事ですが、

 どうしても戦術やチームプレーの練習をしてしまう。

 

 それをすることで試合に勝てると

 考える指導者と親御さんが存在している。

 

 もちろんそんなチームをあることは事実。

 

 しかし、件(くだん)のチームは基礎練習と

 社会人やプロチームの試合の動画見るだけで、

 全国大会、上位に食い込むほどのチームになった。

 

 あなたならこの出来事をどんなふうに読み解きますか?

 

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 見守ることが一番の近道

 

 子どもの多くは競うこと(チャレンジ)が好きです。

 

 歩けなかった赤子が歩くことに当然のようにチャレンジする!

 

 でも、気をつけないといけない事があります。

 親や指導者がそれを強制すると

 本来のチャレンジ心を萎縮させる可能性がある。

 

 ひとは天邪鬼です!

 やれと云われるとやりたくなくなる。

 

 子どもが親に歯向かうのは自立のため。

 親が年と重ねて子どもに意見されたときに

 云うことを聞かないのは、

 親にとっては

 子どもはいくつになっても子どもの立ち位置にいるため!

 

 子どもは親の云うことを聞かない。

 親は子どもの云うことに従わない。

 どっちもどっちです。

 

 親や指導者にできることは

 子どもの進む道を指し示すこと。

 その道を行くかどうか?

 どんなスピードで行動するかは選べない。

 

 信じて待つことができるひとだけが

 子どもに感謝される存在になる!

 

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覚えるのではなく思い出す!

 

 インプットをすることでアウトプットができると思っていませんか?

 

 最近、合気道の稽古の時、

 進学校に通っている子どもに対して

 技を覚えようとすると必ず忘れるから覚えるな!

 と云いました。

 

 すると東京で稽古を重ねていたひとが

 自分の先生(東京の)に同じことを云われてそうです。

 

 学校の勉強でも

 覚えようとすると忘れるものです。

 

 上記のアイスホッケーの先生は自分の教え子(大学生)

 に小中学生の家庭教師を依頼したとき、

 勉強の仕方を教えるように頼んだそうです。

 

 これもスポーツの基礎練習と同じこと。

 筋力と体力は付けることができる。

 しかし、身体のバランス感覚は簡単には身に付かない。

 

 でもそれが身に付けば、

 そのスポーツのレベル自然に上達していくものです。

 

 勉強の仕方

 それを取得してしまえば、

 どんな教科にも、資格取得にも応用して使える。

 

 そのためには

 楽(覚えること)を求めずに、

 思い出そうとしてもがくことが必要になる。

 

 それはその本人にしか出来ないこと。

 お腹が空いたからといって、

 親や指導者が食事をしても

 子どものお腹は膨れない。

 

 あなたに出来ることは

 信じて見守ることと、子どもの邪魔をしないこと。

 

 子ども以上に我慢が必要なのは

 子どもの周りにいるひとです!!

 

 最後まで

 読んでいただき有難うございます。

 

 これからよろしくお願いします。