人(子ども、社員)を育てる思考力

テストで0点を取った自分でも、1,300冊の本から考える力が貰えた

平和の考える日

それは当たり前じゃない!

 日本は明治期に開国して鎖国政策を転換させました。

 海外との貿易は正式なもの、秘密なもの、どちらでも行われていた。

 それでも開国しないといけなくなった原因は
 海外との力関係!(軍事力)

 

 次々とアジア地域が他国の領土になっていくことへの危機感。

 自分達の国も同じようになるのではないか?

 という恐怖感。

 

 その時代から遅れていた自分達を変えるために

 海外からの知識を積極的に取り入れはじめた。

 

 日本は当時、運が良かったと思います。

 とにかく欧米から遠いこと。

 ソ連が近くにあるが、軍船は遙か遠くにしかない。

 

 そのおかげで中国のように侵略されることがなかった。

 

 当時のひとはこれからをどんな風に考えていたのでしょうね?

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 良い物だけが入ってきたわけじゃない

 遅れていた自国のためにと科学技術、医学、政治と学んでいきました。

 海外のモノは優れていると思い込んで受け入れる

 という悪癖もこのころ形成されたのかもしれませんね。

 

 そんななか、欧米が植民地を得ることで潤っていることを知る。

 そして、学んだことと同じように同じ行動をとってしまう。

 

 でも、これを現代しか経験してないひとが論じても致し方ないこと。

 わたしたちはその後の歴史を知っている。

 でも、当時のひとはこれからを知らない!

 わたし達ができることは同じような状況にならないように

 過去を知り、いまをよく観察すること。

 

 ことが起こった後で、ことを収拾する難しさは、

 現在の国同士の関係性を見たら分かると思います。

 

 おとなは子どもに対して「将来〇〇だから!」とか、
 「〇〇しないと・・・」と言えるのは自分が経験しているから。

 でも、子どもは経験してないから実感はない

 だから、おとなが上手く誘導するしかないね(笑)。

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失敗から学ぶ

 日本人は失敗から学ぶことが苦手ですね!

 たぶんその理由は、過去の武家社会の習わしではないでしょうか?

 

 武家社会では問題が起きたり、幕府からの依頼(指示)が失敗すれば

 家ごと無くなることがあった。

 失敗=人生の終わり

 なので失敗しないために、いまを変えない方策が支持される。

 または上の指示に異を唱えない。

 

 すると、

 失敗に対して許すという行為が身に付かない!!

 なぜなら、
 失敗しないことが目的になっている!

 

 日本は何のために戦争をしたのでしょう?

 その目的は?

 その目的をはたすための手段は?

 その目的をはたした後、どうやって関係を解決する??

 

 お国のために命を捧げろという特攻は手段?目的??

 

 考えれば考えるほど、
 日本有利な状態での戦争の終わり方が見えない。
 (目的が達成された状態)

 そこから、いまのわたしたちが学べることは何か?

 

 何の為に学ぶのか?
 自分の行動が目的なのか?手段なのか?

 その先に何を描いて言っているのか?

 簡単に答えが出ないと思います。

 でも、簡単に得られる答えはすぐに使えなくなるものです。

 平和を考えるのは貴いと思います。

 そしてそれを祈ることも貴い。

 

 しかしそれを成すためには、 

 そこまでの道のりも考えてみると

 より実感できると思います!

 

 最後まで読んでいただき有難うございます。
 これからよろしくお願いします。