人(子ども、社員)を育てる思考力

テストで0点を取った自分でも、1,300冊の本から考える力が貰えた

政治家に出来ること

パフォーマンスに惑わされないように!

 

 権力欲を持つひとがいますが

 貴方はどんな欲を持っていますか?

 

 権力を手に入れる手段はいくつもある。 

 しかし、

 それを維持する方法は意外に少ない。

 

 それはひとに歴史が物語っている。

 

 日本は他の地域と違って

 縄文時代が長く続いていた。

 

 同じころ

 お隣の中国大陸では

 既に国のような統治が行われていて、

 権力争いを起こっていた。

 

 そして長い間

 どうすれば国が栄え安定するか?

 それを試行錯誤しながら

 国の統治がなされてきた。

 

 その結果、

 法律で治めようと

 人(名君)で治めようと

 永遠に治めることは出来ない。

 という結論になった。

 

 そこで、

 今回の新型肺炎の対応から

 自国について考えてみましょう。

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 出来ることは限られている

 

 今回、総理大臣の一声で

 全国の小中学校が春休み終了まで

 休みになることになりました。

 もちろんそれは

 命令ではなく要請なので、

 実際に行うかどうかは

 各教育機関が判断をする。

 

 結果は見ての通り。

 

 では、なぜ要請をしたのか?

 

 ひとが集まれば、

 新型肺炎のキャリアと感染する可能性が上がる。

 

 そこで、

 ひとが集まる学校を休校するば

 その確率は減る。

 インフルエンザが流行るのも

 同じような経路ですね。

 だから流行れば

 学級閉鎖や学校閉鎖になることがある。

 

 たしかに

 今回の判断は悪くないとは思います。

 なぜなら

 政府として出来ることはこれだけ。

 

 教育機関は国の統治下にある。

 そしてその運営の多くも同様。

 指示(要請)をすれば結果が出る!

 

 このことで

 「政府は出来ることをしている。」

 と云える。

 誰のためかは分かりませんがね!?

 

 その結果は?

 実際の生活者から見ると、

 学校で集団の中にいなければ

 感染のリスクは減る。

 しかし、

 学校に行かない子どもは何処にいくのでしょう?

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権力を持つとひとはバカになる

 

 多くのひとが活躍する世の中。

 総活躍社会を目指した結果、

 それを推進した世界では

 大人になれば

 みな社会に出て働いている。

 

 その働いて間

 子ども達が学校に通い

 勉強をしたり、遊んだりしている。

 

 では、

 その学校が閉鎖された場合、

 子ども達はどこに居ればいいのでしょう?

 

 

 両親が共働きで

 仕事場に出れば家に子どもだけ残して

 働きに出られますか?

 

 中学生にでもなれば

 それも可能でしょう。

 では、それ以外は?

 

 今回の要請で学校は休校することになった。

 しかし、学童保育などはその限りではない。

 そこに子どもが集まれば

 学校に行くことと何が違うのでしょう?

 もちろんそこだけではなく、

 子どもを預かる場は同じこと。

 

 

 政治家は表明はするが

 実際に実行、検討するのは役所の人達。

 そこで働いているひとも

 被害者と言ってもいいでしょう!

 

 では、

 今回の行動を行わずに

 もしも子どもの患者が増えたらどうなるか?

 マスコミは

 なぜ学校を休校にしなかったのか?

 と云われるに決まっている!!

 

 どちらにしても批判のタネになる!!

 

 政治家ではない

 わたし達ができることは、

 出来事に対して

 入って来る情報を鵜呑みにするのではなく、

 その背景を想像して

 考えて行動すること。

 

 コロナウィルスに対する

 わたし達ができる行動は

 インフルエンザや風邪対策と変わらない。

 

 報道されたり

 良く聞くことに

 わたし達はこころが奪われます。

 しかし、

 それに流されていては

 いつまでも踊る側にいるだけ。

 

 同じように踊るのなら

 周りを観察して

 誰と踊るか?

 どのように踊るか?

 よく考えて行動する。

 

 そんなひとが増えてほしいと思います。

 

 

 最後まで

 読んでいただき有難うございます。

 

 これからよろしくお願いします。