逃げ恥の新刊から考える
変化(進化)には時間が必要
ドラマでも好評を博した作品です。
ガッキー好きはもちろん、
この作品で星野源さんがかなり注目されたんじゃないでしょうか?
わたしがこの作品を知ったのは
精神科医の名越康文さんがオススメされていた原作漫画。
それから数年してドラマ化。
それが先日、続編が始まり早速購入。
やっぱり面白かったです(笑)。
この漫画は男女が付き合う、
一緒に住む、結婚する、とはどういうことか?
それを見れるというのは、やはり聞くよりわかりやすい。
今回は育児と親世代のはなし
(ネタバレになるので本を読むひとはここまででお願いします)
出産、育児は個人のためにのものではない
逃げ恥は結婚で一度、連載が終了しました。
そしてその後の結婚生活から連載再開。
みくりが予定外の妊娠。
平匡さんの仕事場のはなし。
産休、育休、保活のはなし。
産休、育休、保活の多くのはなしは
その大変さを話題にしたり、あるあるで共感を得たり
するはなしが多いと思います。
でも、この作品はその現状と他のひとの考えに対して
「それっておかしくありませんか?」
という疑問から対処していく。
少しはなしが跳びますが、
むかし、「天動説」「地動説」どちらが正しいか?
という科学と宗教の戦いがありました。
結果的には科学(現実)が正しかったのですが、
その課程で命を落としたひともいた。
それでも現実の正しさへと変化していった。
では、ほとんどのひとが地動説を支持するまでに
どれぐらいの期間がかかったか?
それは「天動説」を支持するひとがいなくなるまで!
つまり、事実を知っても考えを変えなかった
ということ。
それだけひとは自身の考え方を変えないもの。
自分は変われるが他人は難しい
男女平等は権利のはなしで質ではない。
それでも海外で進んでいる国はあります。
ノルウェーは男女平等が進んでいるといわれます。
それでも40年かかっていまのようになった。
もちろん最初から上手くいくわけではない。
40年ということは一世代以上の期間がかかっている。
ほとんどのひとは今、変わってほしいと思っているでしょう。
しかし、自分を変えるのにも時間がかかるように、
より多くのひとの考え方を変えるのだから
簡単ではない!
親が子どもの意見を、
子どもが親の意見を、
言葉で言ってすぐ変わりますか??
みんな素直でありたいとは思っていても
それができないから悩んでしまう。
相手の意見が正しいということはわかっている。
でも、なぜか反発する思いがわきたつ!
ひとも社会(会社の制度を利用)も
正しさを知ってまずは一歩目。
あなたの行動が結果的に世の中を変えることになります。
声をあげるのも大事ですが、
その態度が一番のちからになります。
みんなで住みよい世の中を目指しましょう。
最後まで読んでいただき有難うございます。
これからよろしくお願いします。