人(子ども、社員)を育てる思考力

テストで0点を取った自分でも、1,300冊の本から考える力が貰えた

逃げ恥の新刊から考える

変化(進化)には時間が必要

 逃げるは恥だが役に立つ

 ドラマでも好評を博した作品です。

 ガッキー好きはもちろん、

 この作品で星野源さんがかなり注目されたんじゃないでしょうか?

 

 わたしがこの作品を知ったのは
 精神科医名越康文さんがオススメされていた原作漫画。
 それから数年してドラマ化。

 

 それが先日、続編が始まり早速購入。

 やっぱり面白かったです(笑)。

 この漫画は男女が付き合う、

 一緒に住む、結婚する、とはどういうことか?

 それを見れるというのは、やはり聞くよりわかりやすい。

 

 今回は育児と親世代のはなし

 (ネタバレになるので本を読むひとはここまででお願いします)

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 出産、育児は個人のためにのものではない

 逃げ恥は結婚で一度、連載が終了しました。

 そしてその後の結婚生活から連載再開。

 

 みくりが予定外の妊娠。

 平匡さんの仕事場のはなし。

 産休、育休、保活のはなし。

 

 産休、育休、保活の多くのはなしは

 その大変さを話題にしたり、あるあるで共感を得たり

 するはなしが多いと思います。

 

 でも、この作品はその現状と他のひとの考えに対して

 「それっておかしくありませんか?」

 という疑問から対処していく。

 

 少しはなしが跳びますが、

 むかし、「天動説」「地動説」どちらが正しいか?

 という科学と宗教の戦いがありました。

 

 結果的には科学(現実)が正しかったのですが、

 その課程で命を落としたひともいた。

 それでも現実の正しさへと変化していった。

 

 では、ほとんどのひとが地動説を支持するまでに

 どれぐらいの期間がかかったか?

 

 それは「天動説」を支持するひとがいなくなるまで!

 つまり、事実を知っても考えを変えなかった
 ということ。

 それだけひとは自身の考え方を変えないもの。

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自分は変われるが他人は難しい

 男女平等は権利のはなしで質ではない。

 それでも海外で進んでいる国はあります。

 

 ノルウェーは男女平等が進んでいるといわれます。

 それでも40年かかっていまのようになった。

 

 もちろん最初から上手くいくわけではない。

 40年ということは一世代以上の期間がかかっている。

 

 ほとんどのひとは今、変わってほしいと思っているでしょう。

 しかし、自分を変えるのにも時間がかかるように、
 より多くのひとの考え方を変えるのだから

 簡単ではない!

 

 親が子どもの意見を、

 子どもが親の意見を、

 言葉で言ってすぐ変わりますか??

 

 みんな素直でありたいとは思っていても
 それができないから悩んでしまう。

 相手の意見が正しいということはわかっている。
 でも、なぜか反発する思いがわきたつ!

 ひとも社会(会社の制度を利用)も
 正しさを知ってまずは一歩目。

 

 あなたの行動が結果的に世の中を変えることになります。
 声をあげるのも大事ですが、
 その態度が一番のちからになります。

 

 みんなで住みよい世の中を目指しましょう。

 

 最後まで読んでいただき有難うございます。
 これからよろしくお願いします。